旅の一番最後は、偶然にもお釈迦さまのご入滅された場所でした。
帰りの飛行機の時間が迫っているので、朝一番にお寺があく時間にあわせてお参りに行きました。
お寺の門があくまですこし時間があったので、
先にラーマバールストゥーパ(Ramabhar Stupa)へ。
ここは、ブッダが火葬された場所といわれています。
朝もやの中、ゆっくりゆっくり3周まわります。
人が積み上げてつくった、ひとつひとつのレンガ。
ところどころ金箔が貼られていて、それが薄暗い中光ってきれい。
空にはまだお月さまが出ていました。
6時になったので、お寺(Mahaparinirvana Temple)に向かいます。
ここからは1.5キロほど。車だったらすぐつきます。
お堂の中には、大きなお釈迦さまが横になっていらっしゃいました。
頭の方からぐるりとお釈迦さまのまわりをまわると、
本物のお釈迦さまがここにいらっしゃるかのようです。
朝一番だったのですが、堂内はとっても賑やか。
ちょうど韓国からの尼さんたちがいらしていました。
みなさん、深く頭をさげてゆっくりと涅槃像のまわりを歩きます。
わたしも、ゆっくりと歩いてお参りしました。
すこし丸みを帯びた背中。
大きな足。
まぁるくやさしそうな足の裏。
ブッダが目の前にいらっしゃる。
亡くなられるその時まで、きっとやさしく強い空気を身にまとっていらしたのでしょうね。
たぶん、亡くなられてからも。
お釈迦さまは、亡くなる前に
「わたしの教えは永遠だ。悲しむことはない」とおっしゃったそうです。
だから、仏教では、お釈迦さまの亡くなられたときのことを
「亡くなる」とか「死ぬ」とはいわず、「入滅」「涅槃」というのです。
お釈迦さまの教えは、永遠。
本当にそうだなぁ、と思います。
お釈迦さまが亡くなられてから2500年経つ今も、
アジアのはじっこで日本人はお寺にお参りにいくし、仏さまに手を合わせる。
そこでは、みんな穏やかでいられる。
願えば、お釈迦さまは一緒にいてくださるんですよね。
しばらく堂内で目を閉じて座っていると、
時間はアッという間にすぎてしまいました。
お参りを終えてお堂を出ると、ちょうど朝日がでていました。
霧やモヤのおかげで、インドでみる朝日はいつも真っ赤です。
より大きな地図で たのしい仏像めぐり を表示



