旅の行き先が決まるきっかけって、
あとから思い返すと、どうってことないことだったり、
脈絡もなくふと思ったことだったり、
意外とゆるーいものだったりします。
わたしが、はじめてインドに行くことになったとき、
1ヶ月という時間の中で、自分がどこに行きたいのかと考えてみたら、
広い広いインドの中で、お釈迦さまの聖地以外に見当がつきませんでした。
行きたいと思ったら、どこでも行きたい。
でも、限られた時間の中で行くのなら、どこだろう・・。
連日のドタバタのスケジュールで、
インドのガイドブックをじっくり読む間もないまま、
出発まであと1週間を切るという頃。
「ラダック」という場所に出会ったのです。
きっかけは、リキルゴンパというお寺にいらっしゃる弥勒菩薩さまでした。
前に、全然読む時間がなかった地球の歩き方を
パラパラ・・とめくっていたとき、
小さく載っていたこの弥勒さまの写真がなぜか印象に残りました。
でも、そのときはラダックという地名も、リキルゴンパという名前もチェックしなかったのです。
そして、出発が1週間後に迫ったとき、
わたしはあの弥勒さまのお姿を思い出して、
「インド チベット仏教」とか「インド 弥勒菩薩」みたいな感じで
検索をしたのです。
そうしてたどり着いたのが、「ラダック」という場所でした。
すぐにラダックへの航空券の手配をして、
標高が高く極寒の地に対応できるよう、今までにないほどの防寒具をそろえました。
そして、インドにきて最初に向かった場所が、ここラダックなのです。
このゲートをくぐると、すぐに弥勒菩薩さまのお姿がみえます。
ラダックという場所に出会ったものの、
この弥勒さまがどこのお寺にいるのかということは分かっていなかったので、
トレッキングの往路で、たまたま寄っていただいたときには、とても驚きました。
「あ、この方だ・・!!!」という感じです。
小さな写真をみたとき、強くこの弥勒さまに会いたい!と思ったわけでもなく、
ラダックという場所をみつけたときに、あの弥勒さまのところへぜひ!と思ったわけでもなく、
ただ「なんか気になる」というような、ぼんやりした想い。
それが、ここでパッとひらきました。
きっと、弥勒さまが教えてくれたんですよね。
ラダックからはじまった私のインド旅は、
本当に本当にステキな経験になりました。
旅って不思議なものですねぇ。
まるで空に腰掛けているような弥勒菩薩さまです。
ぎっしりお経が積まれてたお堂の中には、
修行されているお坊さまたちの上着が並んでいて
体温が伝わってくるような感じでした。
この寒い冬のラダックでも、
お坊さまたちの修行は変わらず行われています。
天井をみあげると、大きなタンカがしまわれていました。
こちらは、お供えもの。
小麦粉とバターでつくった、手作りのお菓子です。
食べてみたかったなぁー。←不純
それにしても、混じりっけのない空の青がキレイ!
信仰がイキイキしています。
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