よく晴れた日 ☀
朝起きて、いつも通り仏間にお水をお供えしたり、
ミルクティー(ガジャ)を飲んだり、乳搾りをしたりして、ようやく朝ご飯。
だけど、いつもいるはずのアパ(お父さん)たち男性陣がいません。
「アパは何をしているの?」と聞いてみると、
「ん?ダルシンを建ててるんだよ」という答え。
えーー!!ダルシンを建ててるの?!
あんな大きな旗を建てるんだから、もっと特別で大きなお祭りのようなことかと思っていました。
ダルシンは、亡くなった方の供養のためということを聞いていたので
誰かが亡くなったのかな?と考えたりして、
「どうして今日なの?」とカルマに聞いてみました。
そうすると、「今日はダライラマ法王の誕生日なんだよ⚑」って。
なんだかみんなの日常の中に、
気張ることなく、自然に仏教があります。
ということで、ダルシンを作っている場所に連れて行ってもらうことに。
おうちから少し降りていったところ、
お寺を見下ろせるような小高い丘に、地域の人たちが集まっていました。
「こっち、こっち」
「あれ持ってきてー!」
「いくよー」
いろんな声が飛び交って、とっても賑やか。
今まで建てられていたダルシンの古くなった旗を交換しているようです。
私たちも手伝いをすることに。
この白い旗には、「オームマニパドメフム」という観音さまのマントラがびーーっしり書かれています。
このマントラこそが、チベット仏教でとってもとっても大切なものです。
旗の反対側からお手伝いをしようと思って、うっかりまたいでしまったら、
「ダメ!」とカルマに怒られました ><
マントラが書かれたこの旗は、仏さまと一緒。
それを自分の足でまたいでしまうことは、やってはいけないことなのでした・・トホホ
ながーーーい丸太に白い旗を留めていきます。
旗を止める釘は、これ。
竹でできた鋲のようなものです。
竹の釘をトンカチで叩いて、布をつけていくのですが、
トンカチも足りなければ、その辺に落ちている石を使っていました。
なんでも自然のものを活用する、この知恵って素晴らしいッ!♡
一本できあがると、いよいよそれを立ち上げます!
「いくぞー!」と声をかけて、みんなで建てます。
みんなのチームワークを、ブータンの青空とともに映像でお楽しみください♫
ダルシンを縦にしながら「石!石をもっと!」と叫んでいます。
おばちゃんたちが、あちこちから大きな石を拾ってきては、
穴にゴロゴロいれて、ようやくダルシンがまっすぐ立つのです ⚑
民族衣装の長いスカートのまま、こんな力仕事までこなしちゃうおばあちゃんたち。
本当に格好いい!!
ステキな朝でした♫
▲ これから丸太につける、新しいダルシンを持って。



