上野公園に、大仏さまがいるなんて、誰が信じるのかしらね。
確かに、そう。
上野って言ったら、動物園とか、西郷さんとか、博物館とかですものね。
でも、あるんです。大仏が。
正確に言えば「元・大仏」が。
しかも、毎日たくさんの人が通る上野公園の中に。
実際上野動物園の手前にあるお巡りさんに聞いてみたら、
「ああ、大仏ね。あっち」
みたいな感じで気軽に教えてもらえちゃいました。笑
元・大仏のすごみ!
上野駅を背にして上野公園に入ったら、動物園の手前を、左に曲がります。
右側に注意して、そのまままっすぐ進むと、こんな感じに衝撃の看板があらわれます!
確かに書いてある。
「上野大仏」!
緑がいっぱいだから、この
階段を昇って、門を入ると左手に、これまた衝撃の大仏さまが!!
・・・って、
これ、写真を見せる方もドキドキしちゃうんです。
だって、本当に衝撃なんですもの。
いきます!!
これが、「上野大仏」のお姿でございます!
いやーービックリですよね。
今までこんな仏像みたことありません。
仏像の頭部だけになってしまった「仏頭(ぶっとう)」なんかはありますが、
まさか仏像の顔面だけになってしまった状態とは!
こんな大仏さまが、都会のど真ん中にいらっしゃったんですねぇ。
もう落ちない!合格祈願の仏像に昇進!?
| 昔はこんなお姿でした |
実はこんな状態になってしまったまでには、
長い歴史でたくさんの出来事があったのです。
一番最初に上野に大仏が作られたのは、寛永8年(1638年)。
そこから・・
・地震で倒壊
・火災による被害
・大地震(1855年)で頭部が倒壊
・関東大震災で面部が落下
・第二次世界大戦の金属供出令で体・脚部を供出
その都度なんども修復を重ねつつ、
こんなにもたくさんの苦難を乗り越えていらしたようなのです。
そして、現在は大仏さまの顔面のみが、こうしてレリーフのように飾られているというわけ。
何度も壊れて、お顔も落ちてしまったけど、
今となっては「もう落ちない」。「落ちようがない」ってことで、
「合格祈願」の大仏さまとして、今はここにいらっしゃるんです。
まぁーー!
ポジティブ!!!
すばらしき発想の転換!
哀愁ただようお姿ですが、確かに何浪してもねばれる勇気はもらえる気がしますね。
なんだか憎めないお方です。


コメント (2)
はじめまして。
NHKで拝見しました。
何度も上野に行っているんですが、
見つかりませんでした。
しかし、次回は行けそうです。
情報ありがとうございます。
(浅草寺の加頭地蔵尊の逆ですね)
2007/12/ 4 at 2:46
やっと今日、門の外から(時間が遅くて)
拝観できました!
最初は細い道かと思いましたが、広い道を
とにかく道なりに進めばいいんですね。
私も、右側に突然現れたことにびっくりしました。
受験生には初詣に訪れて欲しい場所ですね。
2007/12/22 at 19:51