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ナムってどういう意味?仏像への挨拶のことば

手と手を合わせて「なーむーー」といっているCMがかつてありましたが…。なんとなく知っている「なむ」という単語について、お話します。

仏像の前で手を合わせたとき、目を閉じてお参りしたとき、一体なんて挨拶をしたらいいんだろう?と思った経験はありませんか?

そんなときに使っていただきたいのが、「なむ」ということば。漢字では「南無」と書いて、仏さまへの挨拶なのです。

もちろん心を込めて挨拶できれば、「こんにちは」みたいに私たちが普段使っていることばでも十分だったりするのですが…。仏さまによく届きますように!という想いも込めて、ぜひ「南無」を使っていただきたいです!

実践!南無の使い方

実際には、「南無」のあとに仏像の名前をつけて唱えます。

阿弥陀さまの場合には、「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」といいます。 「なんまんだー」とか「なんまんだー」とか、お坊さんの真似などで耳にするのは、この「南無阿弥陀仏」のこと。

関西の人は、子どものときに「まんまんちゃんあん」ということばでお仏壇にご挨拶していたことがある人もいると思います。これも、「なむあみだぶつ」が子ども言葉になったバージョン。小さな子が「まんまんちゃんあん」と言っているのは本当にかわいいです!

薬師如来の場合には、「南無薬師如来」
「南無釈迦牟尼仏(なむしゃかむに)」これは、サンスクリット語でのお釈迦さまのことです。
南無観世音菩薩南無不動明王
いろんな仏さまのお名前をここにいれて、唱えているんですね。

何回言ったらいいの?

唱える回数は、1回だったり、3回だったり、10回だったり、時には108回だったり…!このあたりはそのお寺などで教えていただく方法に従うのが一番ですが、個人的には3回のことが多い気がします。

個人的には、形式にこだわるよりも、1回でも心をしっかり込めて唱えることが大事だと思っています。

口に出す?心の中で言う?

由来は、ある国の挨拶のことば!

「ナマステ」というインドの挨拶からきています。インドでは、おはよう、こんにちは、ありがとう、といろんなときに使える言葉です。
自分から自然と頭が下がっていくような、そんな挨拶だといわれています。
目の前にいる仏像が誰なのかわからない場合には、ただ心の中で「南無」だけ唱えてもいいし、「南無仏さま」というのでも、私はよしとしています。一番は、心を込めるということだと思うので。

次、仏さまに出会う時にはそういう風に挨拶していただけたらと思います!