
小浜のポスターでもよく使われる、羽賀寺の観音さま。
福井県の小浜をまわる旅で、まず一番最初に会いに行きたい!!と思って、
東小浜駅から、自転車で訪れました。
羽賀寺までの道は、ずっと田んぼ!
山に向かって、緑の中をぐんぐん進む。
駅から自転車で30分くらいでお寺に到着。
「そんな遠いの!?」と思いますが、緑の中を自転車で走るのは、すっごく気持ちがよくて、アッという間に着いちゃうんです。

観音さまのいらっしゃる本堂は、またさらに石段を登ります。
山に囲まれて、とっても雰囲気のあるお堂です。
わーこの中にいらっしゃるんだ!!と思うと、かなりドッキドキ。
いつも旅に出て、一番最初に仏像さまにお会いするときには、特別なドキドキ感があるんですが、それが羽賀寺の観音さまだから、なおさらです。

長い右手がつまむもの

お堂の中はわりと広くて、横からお内陣に入らせていただきます。
ご本尊は、厨子の中に入っていて、ご本尊の前に座ると、
お寺の娘さんが、お寺や仏像さまの説明をしてくださいました。
昔この場所に、鳳凰があらわれて羽を落としていったことで、
このお寺が「羽を賀する寺」として、羽賀寺になったこと。
十一面観音さまは、元正天皇さまをモデルに彫られたということ。
いやぁーー、本当にキレイ!!!
こんなにも美しい仏像がいるのか・・と思いました。
パンフレットの表紙はもちろん、この十一面観音さまです。

(ななめから撮った写真が多いですが、私は正面からの方がずっと好きです)
観音さまの左手にもった蓮は、私たちを表して、
右手は仏さまの心を表すんだそう。
なかなか開かない私たちの悟りの花を、やわらかく開こうとしてくれている仏さまの手なわけです。
下に向けて長くのびた手は、何かをふわりと掴もうとしているのは、
そういう意味があるんですねぇ。。
とってもとってもやさしい十一面観音さま。
お会いできて本当にうれしかったです。


コメント (1)
10月の3連休の日曜日、私もついに行ってきました、あの羽賀寺へ。
小浜では、仏像めぐりのバス(と、ジャンボタクシー)が走っていて、それで7カ寺を満喫してきました。
たった500円で乗り放題のシステムなんです。うれしい。
せっかくのシステムなのに利用客は超まばらで、いっつも貸切状態。なんだか申し訳なかったです。運転手さんがいろいろガイドまでしてくださって、気持ちいい秋の仏像めぐりをしてきました。
不動明王の立ち姿がカッコイイお寺では「バスで来たの?まあまあお茶でも飲んで行きなさい」、なんて言ってくださったりで、親戚の家にでも行ったみたいにあったかい。
羽賀寺はその日の最後に訪れたのですが、ちょっとしたハプニングが。お厨子の照明が消えてしまっていたのです。その日の午前中からついたり消えたりで、ついに午後には消えてしまったとか。係の方が申し訳なさそうに懐中電灯で照らして説明してくださいました。「いいですよ、またいらっしゃいということですよね。」なんて応えながら説明を聞き、では後は自由にぞうぞ、ということになって、も一度ゆっくり手をあわせてから、立ち上がりかけたら。
あーら不思議、パッと照明が付いちゃったんです。
暗闇から突如姿をはっきりと現した観音様のなんと美しいこと。
ありがとうございます、って心から仏様に感謝した瞬間です。
2008/10/18 at 20:44